Poser七転八倒

ところが、またここで奇怪な現象が・・・
morphが動作しないのである。鼻緒の位置を調節するmorphを組み込んだはずが、びくりとも動かない。
ジョイント角度とかいじり回したせいでおかしくなったのか？--->ナマのフリークのボーンに入れ替えても動かなかった。
もしかしてcr2を作るときにShinより上をごっそり消したからそのせいか？ --->ナマのフリークのボーンに入れ替えても動かなかった。
フリークのToeにmorphを組み込めない仕様なのか？--->フリーク本体の親指にタコを作るmorphを作ったら、ちゃんとタコが出来た。これも違う。
Toeで駄目なら、下駄全体をFootにしたらどうか？--->ちゃんと動作した。

不思議だが、Toeに組み込んだmorphは動かず、FootはOKだった。パーツをFootに組み替えることにしよう。

組み込んだmorphは2系統である。
Toeを激しく曲げると鼻緒が食い込むのを補正するmorph

激しくマイナーなアイテムですが、レンダロFreestuffに上げておきます。明日の今頃には並んでいるかと思います。おそらく100も出ないんじゃあるまいか。


「ぬおおおっ　フリークダッシュ！！！」
「ズボンくらいはけッ！暑苦しいッ！」

もう、こんな風になってしまったものは、作り直したほうが早い。
きっと下駄なんか簡単そうだと考えた祟りに違いない。もう申しません、もう申しません。

半泣きで下駄本体を作り直した。面取りに気合を入れすぎて、何だか丸っこくなってしまいましたぞ。歯も高くなったし。まあ、これはデザインの変更ということで妥協しよう。

めちゃくちゃ暑い。皮も脱ぎたいくらいだ。
うちのPCのファンが筐体が振動するくらいの勢いで回るのにビビって、シャットダウンすること3度に及んだ。夏なんて嫌いだ。

さて、昨日は下駄のパートがToeのみなのに、フリークのToeを曲げると下駄も曲がる理由が分からなかった。cr2に何か連動する仕掛けでもあるのかと考えたのだが、TargetGeometoryを全部消しても変わらないところからすると、そうではなさそうだ。
球状影響範囲を見ても、下駄全体を覆っているし、調節しても曲がらないようにすることは出来なかった。
「屈伸」をoffにすれば曲がらなくなるのだが、根本解決になっていなさそうなので、いろいろ実験してみたところ、ジョイント角度のせいらしいことが分かった。

「屈伸」ONだと、このようにぐにゃりと曲がる。こんな下駄はありえない。

そうそう、フリークはゼロフィギュアに合わせて靴を作ってもフィットしないのですぞ。

インポート直後は問題ない。

でも、ボーンを入れると悲しいことに・・・。フリーク本体のボーンでも、ブランクのボーンでもこうなる。

以前この現象で悩んでいたところ、ravenさんに解決法を教えていただいた。フリークのcr2に角度のデータが入っているのが元凶らしい。だから、cr2内の「k 0 -13」のような記述箇所を「k 0 0」に書き換えてやる必要がある。
修正版ボーンを使えばフィットする。

下駄は曲がらないから、全体をFootにすればいいのかな。歩くときにかかと側の面が離れる動きをサポートするには、Toeを起点に回転させるmorphがいりそうだ。それとも、最初から全体をToeにすれば楽なのかな。
実験してみないと分からないですね^^

しかし、どんな使い方をすればいいのだろうか。フリーク用のモンスターズボンをDazでタダで配布しているから、破れ学帽と学ラン作って昭和の番長風とか。ううむ、それも需要がなさそうだ。

さて、あとはtextureを作って、いくつかmorphを組み込めば完成である。

色は最初のイメージで黒にしようと決めていた。何だかキャミソールというよりタンクトップに近い気がするが、気にしないことにしよう。

組み込んだmorphは3系統である。
・わきの下の変形補正morph

これにて一件落着である。めでたしめでたし。
こちらからDownloadできます。よければ使ってやってくださいませ。

ここはどこ、わたしはだれ？