Poser七転八倒

アイコ用にローラースケートを作ってみようと企んでいるのだった。
ガキのころ、ローラーが４つ付いた台車みたいなやつに、靴をベルト止めして遊んだ記憶がある。今時はブレードタイプというカッコいいのが主流らしい。
modo習得のために、今回もhexagonなしで作ってみようと思う。
少し使い方が分かってきたが、ナゾも多い。
パスを引いて厚みを加えてリボンや紐を作るやり方がmodoでは通じなくて参っている。modoのパスはエッジではなく、ただのガイド線らしいので、そのままでは使えないようだ。形状をスナップさせるような使い方をするらしいが、良く分からない。

まだ単なる靴にしか見えない段階だ。部品が多いのでポリゴン数も食いそうだ。

前回morphについて書いてみたところ、色々反応があってすこし賢くなれました。こうして知識を吸収できることは大変有難いことであります。「おいらもやってみるか」とBlogを始めた時には思いもしなかった収穫でした。

さて、常々悩まされているmorph爆発ですが、どうやらHexagonからmodoに持ち込むところに原因があるのではないかと思い始めました。Hexagonの最新版にはvertex orderが狂ってしまう致命的なバグがあるわけで、最初からmodoで作ればうまく行くのではないかと考えたわけです。modoでmorph爆発に悩んでいるのは私だけみたいですし。
そういうわけで、金庫はmodoだけで作ることにしました。操作要領が違って大変です(TT)
複数パーツで構成される「chest」とか「abdomen」とかが存在するパターンでないとmorph爆発は起こらないので、今回は検証になりませんが、modoに慣れるということで七転八倒しております。

適当にモデリングしていたら、ずいぶん小さかった^^
エルルゥさんがくつろぐのに丁度いい大きさくらい。もちろん後で拡大します。

恥ずかしながら、ごく最近までmorphの大原則を知らなかった。スカートまくりmorphがいびつになるのは、私が下手糞なせいだけではなかったのである。
morphは適用値0.0から1.0の座標に向けて、ポイントが直線で移動する。だから、適用値1.0ならばきれいに見えても、途中経過が美しくないのだ。

棒を９０度回転させるmorphだ。見ての通り、適用値1.0に至るまでの変形が期待と異なっている。そして適用値1.0を超えると巨大化してしまう。黄色線のように変形して欲しいのだが、実際は青線のように直線的に変形する。
要するに、モノによって骨を入れるかmorphでやるか使い分けなさいということでしょうな。

ようやく一通り出来ました。めでたいことです。
とは言うものの、裾のモーフがさっぱりで立ちポーズだけしか使えません。もし今度、着物に挑戦する気になったら裾はDCにします(TT)
まあ、自己満足ということで、良しとしましょう。

そういうわけで、性能に難ありなので配布はやめとこうと思います。
「このやろー今更そりゃないだろ殴るぞ」という奇特な方おられましたら、意思表示してもらえばこっそり出します。