Poser七転八倒

V4顔キャラを作ったら元気そうな子が出来たので、セーラー服に挑戦することにした。難しそうだけど、試してみるのは良いことだ。
制作順はスカート、スニーカーソックス、靴、上着で行こう。上着を最後にしたのは、私のことだからスカートと上着が出来たら「まーこれでもいいか」で終わるのが目に見えているからだ。すぐその気になるけど、飽きるのも早い。

前回のハンドル式スカートの要領を忘れないうちにと、スカートを制作した。
車ひだって、スムースをかけると丸くなるし、かけないとガタガタが出るし困ったものだ。さいわい、濃紺色であまりディテールが目立たないので、軽くスムースをかけて妥協した。
ハンドルの変形だけでは今ひとつで、morphも前後左右に入れてしまった。結局、手間が増えただけのような・・・。でも見た目だけはハンドルがぶら下がっていて本格派っぽい。まあ自己満足ですな。

あんまりセーラースカートらしくない。妥協の産物

靴下を鋭意制作中

スカートの変形はmorphで行ってきたが、ハンドル式のスカートにも興味があったので試作してみた。
ハンドル式というのはスカートの下に変形ハンドルがぶら下がっているアレのことだ。実は、何だかあっちの方が本格的でかっこいいぞと気になっていた。
morph式に比べて歪みが出にくいのがいい。いいんだけど、調整が面倒だ。マテリアル球体とかジョイント角度とかいじり倒さないと、破けたりツノが出たりする。
かなりストレスをためながら試したけど、出来はいまひとつである。まだまだ精進が必要だ。

折角だから忘備録をかねてハンドル式スカートの仕組みを書いておこう。
・ボーンはabdomen----hip----ハンドル５本とつながっている。ハンドル５本は同じ座標に重なって存在するイメージだ。
・ハンドル５本のボーンには、各々のハンドルに対応した名前をつける。この例ではf_center,f_frontL,f_frontR,f_rearL,f_rearRである。
・こういう形にボーンを入れれば、ハンドルを動かすとスカートが何らかの変形をしてくれるようになる。
・ひとつのハンドルを動かすと他のハンドルも固まって動いてしまうときは、cr2を開いてactor=hipのdynamicsLockを1にしてやるとよい
・手持ちのハンドル式スカートを呼び出して、xyzとかyzxとかの連結順序をメモしておき、同じように設定する。
・あとは根気の勝負である。連結パラメータwindowでひたすらマテリアル球体とかジョイント角度を調整する。
・どうやっても決まらない部位は、JCMなり個別morphなりで対応する。

ようやくモデリング工程が終わった。
次はmodoに持っていってパーツ分けとUVを展開してフィギュア化だ。
UV展開が必要なのはスカーフだけなので、楽で嬉しい。

Hexagonは2.2になって安定性が増したとはいえ、やはり油断禁物である。今回も２度ばかりポリゴンが爆発した。
落ちないようにするコツは必ずコマンドを確定させてから次のアクションに入ることなのだが、それでもたまに内部エラーメッセージが出たり、ポリゴンが爆発したりする。特にTesselate,smoothing,symmetryあたりの作業前はセーブしておかないと泣きを見ることになる。
セーブコマンドも今ひとつ信用できなくて、空っぽのセーブデータを上書きして、動いたふりをすることがあるからたまらない。私はincremental saveで万一に備えている。
まあ、「危機管理」さえ怠らなければHexagonは使いやすい、と持ち上げておこう。
悪口で終わらせてへそを曲げられては困りますからな。

近所のスーパーにインド料理の移動販売車が止まっていた。
珍しいので餃子風味のナンというのを買ってみた。餅のような食感で大変美味であった。あの屋台はいずれ日本一になるに違いない。
いや、私は滅多なことで食い物をまずいと言わないやつだから、参考にならないかな？
　
　
スカートをぼちぼち作っているところだ。
シャツにスムーシングをかけたら、１万ポリゴンもあった。ちょっと細かくしすぎたかも。
しかもこのスカートは後ろにリボンがある。リボンってものすごくポリゴンを食うから、最終的には２万ポリゴンを超えそうな気がする。
そもそもポリゴン数ってこだわらなければならない部分なのか分かってません。
別に3Dゲーム用のデータを作っているわけじゃないし、気にしないことにしよう。

今日で８月も終わりですか。
私にしてはずいぶん熱心に日記をつけたものだと感心している。
やはり最初は面白がってつけるんでしょう。　←他人事

うちの地方はここ数年、台湾の観光客が増えているらしい。街中でもよく団体さんを見かける。
彼らは何故か日本に来ると薬を沢山買っていくそうだ。薬屋業界がウハウハかというとそうではなく、何の変哲もない特定の薬屋が常に賑わっている。あちらのガイドにでも載っているのだろうか。
特に正露丸が良く売れるらしい。それもラッパのマークがついているやつでなければ駄目だということだ。何故なんだ？
ようやく秋の気配を感じられる季節に入ったところで、歩いている彼らの表情も涼しげだ。よい旅を満喫していっていただきたい。

Air制服はやっとシャツの部分が出来かけてきた。袋形状の袖が面倒だった。胸から下はジャンパースカートで隠れるので省略だ。
ジャンパースカートって呼び名で合っているのだろうか。割烹着みたいな形の、中学生が良く着ているスカートなのだが。違ったら少し恥ずかしいけど、女性衣服の呼び名は正直良く分からない。